ABOUT PROJECT

マーケティングオートメーション「BowNow」の機能追加と技術的負債の解消
開発チームが自走できるまでのサポートを提供

クラウドサーカス株式会社様では、マーケティングSaaSの「Cloud CIRCUS」の提供を中心に、マーケティング支援、セールス支援、出版事業などを手がけています。
「Cloud CIRCUS」の中核をなすマーケティングオートメーション「BowNow」のスケールアップに当たり、ヒアリング、要件定義を行い、機能追加や機能改善を行うとともに、技術的負債の解消もサポート。さらに、将来的に同社が自前の開発チームで自走できるよう、組織づくりにまで踏み込んでアシストしています。

お客様HP:https://cloudcircus.jp/

BACKGROUND AND PURPOSE

導入の背景と目的

クラウドサーカス株式会社様では、社内の開発チームでマーケティングオートメーション「BowNow」の開発・保守を行っていました。いくつかのSaaSプロダクトの中で、会社として「BowNow」を主力商材に据えようという方針が立ったものの、少人数体制だったため、既存機能の改善と新機能開発の両立をスピード感をもって行うことが難しかったといいます。

とはいえ、人数を増やしていくために必要な、システムの仕様書や設計書を細かく用意しておらず、大規模プロジェクトの経験も不足していました。そこで、大規模プロジェクトの実績もあり、クラウドサーカスの既存の開発メンバーも生かしつつスケールアップのアシストができる当社にご依頼いただきました。

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ROLE

役割

マーケティングオートメーション(MA)である「BowNow」の開発を進めるとともに、これまでの開発において発生した技術的負債の返済に対応しています。新機能の開発とエンドユーザーからの改善要望に基づく改修やバグFIX、脆弱性への対応などを並行して実施しています。

また、最終的に、お客様の開発メンバーで自走できるよう、開発組織づくりに必要なノウハウの提供も行っています。ゴールとして「クラウドサーカス様で開発業務を内製化できる」ことを掲げ、プロジェクトのゴールヘ向けて開発に必要なフローやドキュメント整備などを開発と並行して実施しています。

BRAND EXPERIENCE

導入による効果

人的リソースがバランスよく増えたことで、複数の新規開発のチームを並行して稼働できるようになりました。このため、それまではエンドユーザーから要望を受けていたものの変えることができていなかった「細かい使い勝手」のような部分を解消できるようになりました。その結果、導入前に比べ、前年度比で新機能やバグFIXの件数が2倍近くまで伸びました。

また、これまでは障害が起きた際に、全ての開発の進捗がストップしていましたが、性能に関わる専門のチームを立ち上げたことで、継続的な性能改善や障害時の対応にも人的リソースを割けるようになり、問題解決と新規機能の開発を並行して進めることも実現できました。

OUTLOOK FOR THE FUTURE

今後の展望

「BowNow」開発プロジェクトにおいては、今後、お客様側で開発の人材を拡充していくのと同時に、当社側のメンバーが少しずつフェードアウトしていき、スムーズに自走できるようにサポートしていく予定です。

ただ、自走した後も、困ったことがあった時などには必要に応じていつでも声をかけてもらい、たとえば、技術部門として営業部門や経営層との折衝のノウハウ提供などを行ってまいります。

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TESTIMONIAL

お客様の声

サービスを提供してもらう中で、アジアクエストが掲げるコアバリューである『プロフェッショナル』『ベンチャースピリット』『エンゲージメント』が体現されていることを実感する場面が多くありました。たとえば、BowNowをLINEと連携させる開発を進める際に担当ディレクターが自主的にLINEの資格を取得したり、AIの機能開発を行う際は、ほかの担当者からも積極的に「このプロジェクトに参加させて欲しい」と相談をもらったりしました。また、BowNowのコンセプトや当社の事業について理解を深めるためにマーケティングの本を読んだり展示会へ参加してくれるメンバーもいました。

当社から「取引先ではなく、同じ会社のメンバーのつもりでやり取りして欲しい」と要望したところ、実際にフラットに接してくれています。当社の「エンジニア内製化」の計画を一緒に作ったり、ダイレクトリクルーティングのDMを考えてもらったりと、「社員同然」の意識で動いてくれています。本来なら自社の仕事が減る方向に向かう活動にも関わらず、その仕事も全力で取り組んでくれており、胸を打たれました。真の意味で「寄り添ってくれる開発ベンダー」だと思います。

自社の開発業務において、単純に人的リソースが足りない企業だけでなく、課題は山積みになっているが解決の手段がわからないという企業や、プロジェクトをスムーズに拡大したいと考えている企業は、アジアクエストに依頼することで解決できると思います。また、これまで開発ベンダーに依頼したことがない企業や、過去に開発ベンダーに依頼したがうまくいかなかったという企業にもおすすめです。アジアクエストは、適切な回答を一緒に考えてくれる会社です。

           
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アジアクエスト株式会社について

アジアクエストは、企業のDXを支援する「デジタルインテグレーター」です。通常のシステムインテグレーションだけではなく、お客様のDXを共に考えるコンサルティングから、DXに必要なデジタルテクノロジーを駆使したシステムの設計、開発、運用までを一貫して請け負います。
IoT、AI、Cloud、Mobile、Web、UI/UXの各デジタル分野の専門テクノロジーチームを有し、お客様のゴールに向けて最適なプロジェクトチームを編成します。DXに関する豊富な知見と幅広い技術力により、ビジネスモデルの有効性や技術的な課題を検証する為のPoCの実施やデジタルに対応した大規模なシステムの構築まで、スピーディーな対応が可能です。